春、多くの人が新生活を始める清々しい季節。慣れない環境に疲れ、5月病を発症させる予備軍が増える時期でもあります。私は4月病、いや3月病、いやいや3月4月5月病です。
黄色い悪魔 花粉症
若い頃は花粉症の人を横目にほくそ笑んでいました。余裕をかましていました。舐めていました。
若い頃からマスク生活をしていれば……。発症してから後悔しています。
花粉症はアレルギーなので花粉に晒され続ければ発症する確率は年々上がっていきますので、花粉症が無い人はコレ幸いと、予防策をしっかり講じた方が良いです。
昨今では特に花粉の量がすさまじく、年々増え続けてますので油断大敵です。しかしながら2020年からコロナ禍となり、マスク生活が定着したので、若い世代の方は意図せず花粉症対策が出来ているかもしれません。不幸中の幸いですね。
さて、花粉症になってしまった方は当然として、花粉症にならない人にも試していただきたい私の花粉症対策を記事にまとめてみます。2年前だか3年前はピラノアという薬を処方してもらったらすごく楽になったのですが、今では花粉症の薬は飲んでません。
私が使っている花粉症対策のアイテムはコチラ

- 布マスク
- 不織布マスク
- 花粉対策眼鏡(新・旧)
- ワセリン
まず便利なのが布マスク。ポケットやポーチに入れっぱなしにしておけば緊急時に助かる。不織布マスクと違い、丸まってポケットに入っててもクシャクシャにならない。伸びてきたヒゲに引っかかってケバケバにならない。ただし不織布マスクより防御性が劣るので、完全防備する時は不織布マスクの上に布マスクをつけてます。不織布マスクが湿ったりケバケバになってきたら不織布を捨てて布マスクだけでその日を過ごしたりしてます。
続いて花粉症対策眼鏡です、こちらはレンズの縁にガードが付いてるメガネになります。

去年から使いい始めた物はレンズが小さめの方で、今年からは見た目は気にせず防御力重視のレンズが大きいタイプを使い始めました。大きい方は耳の後ろにゴム製の引っ掛けが付いているのでメガネがずれにくく、目に密着させれるようになっています。
最後に、一番寝耳に水な程効果絶大だった花粉症対策アイテムの紹介です。
下記画像の左は先日買増ししたもので右が去年か一昨年から使っているもの。
どちらも大洋製薬のホワイトワセリンですが、ラベルが変わっていました。

使用方法は、目の周りと鼻の周りと鼻の穴の中に満遍なく塗ります。
目に入ってもシミないので、目を瞑ったまま眉毛の下から頬骨の間位(目頭、目尻、まつ毛、まぶた、下まぶた)まで塗りつぶします。
鼻は、鼻の下全体から鼻の頭位までと、鼻の穴の中に指が入るところまで塗ります。
ワセリンを塗る事で、皮膚に直接花粉が触れるのをガードしてくれます。そして鼻の穴の中に塗ってベトベト状態にすることで、ワセリンが花粉を吸着してくれるので、鼻の奥の粘膜まで到達するまえに花粉を幾分か食い止めてくれます。
マスクや花粉メガネを付け忘れ痒くなってしまった場合の応急処置にもワセリン効果あり!
まず、ワセリンを塗ると、花粉の飛散量が少ない時はマスク無しでもギリギリ平気になりました。
それどころか、ノーガードで外出してしまい、目が痒くなってしまった時にワセリンが絶大な効果を発揮しました。目が痒くなってきたら目の周りにワセリンを塗ると、数分でかゆみが落ち着きます。
花粉が皮膚に付着しアレルギー反応で炎症を起こし気味になってる場合や、乾燥による痒み、花粉の粒子が皮膚にぶつかり肌荒れ気味になってしまって痒みが出て来るわけですが、ワセリンで保湿する事により痒みが収まりますし、その油分がその後の花粉をガードしてくれるので痒みの広がりを抑えれます。
目が痒くなるとどうしても目をこすってしまい痒みを悪化させてしまいがちですが、痒くなったらワセリンを塗るという事を徹底したところ、花粉により目のかゆみが悪化する事は無くなりました。
そもそも、メガネ、マスク、ワセリンの3重奏を徹底し忘れなければ、薬要らずでほぼノーダメージで出歩けるようになりましたので、防具不備だった時の保険程度の話です。
ワセリンは常に持ち歩くので小分け容器に入れてます。
現在はこの小分け丸ケース15ml容器に入れてます。当記事最上部の写真で、蓋に青いマスキングテープが付いているのは、この容器のふたが弱くて蓋を強く締める為にねじったときにヒビが入った事があるので強化のためにテープを巻いてます。
元々はこのポリ瓶 広口 30ccに入れて使ってました。こちらはケミカルとかにも使われてる油分にも強いボトルで液体を入れても漏れないですし、耐久性も上記の小分け丸ケースとは比較にならない程強いのですが、持ち歩き用は塗り忘れた時しか使わないのに小さいものに変更しました。
ホワイトワセリン安い上に花粉症対策だけで使うならかなり長持ちするので、毎日の蓋の開け閉めでのホコリや、手の雑菌などに汚染されるのが嫌なので、ポリ瓶 広口 30ccにプラスプーンなどで製品ボトルから詰め替えて家で使う用にしてます。
ワセリンは花粉症対策以外でも万能です。乾燥肌や汗疹で痒くなったときに塗ったり、手のあかぎれや、ささくれが出来た時などにも使ってます。ささくれができたら爪切りで出来る限りカットしてからワセリンを塗るとささくれが油分で柔らかくなって布などに引っかかって悪化するような事も無くなります。
メガネも布マスクもワセリンも非常にお安い製品なので、花粉症の方はぜひ試してみていただきたいです。
大洋製薬のホワイトワセリンは国産なのに十分安いので、間違っても更にケチって精製度の低い(黄色っぽい)ワセリンや、中国製などは買わないようにしましょう。顔に塗るには謎成分が入っていそうで怖いので。
コメント