ChatGPTに課金したけど比較した結果、一長一短どころか、結局Geminiの方が良いかもと思った。でも、エロ……。

日記

Geminiに嫌気がさしてChatGPTに課金した

AIを使い始めて2ヶ月ちょっとが経った。AIは仕事効率化にとても役立っているし、AIのお陰で無知だったプログラミングが仕事する上で一番役立ってる。AI任せ、AIプログラミングで作った自作アプリ任せで、仕事は時短になるし、なんなら過去に月100時間掛かっていた仕事が今では10時間弱で済むようになってしまった。AIすごい。プログラミングすごい。

という事で、日々作ったアプリをより良いものにするべく改良してるわけだけど、Geminiは1つのスレッドを使い続けると徐々にバグりだすのがネックだ。始めのうちは指示した通りにプログラムの修正を完璧にしてくれるんだけど、徐々に2~3個前の修正を元に戻して新たな修正を加えたり、最終的には2~3個前の指示に対する回答をしてくるようになったり、使い物にならなくなる。対策としてはスレッドを立て直すしかない。スレッドを立て直したらまたイチからアプリの仕様とソースコードを伝えて、修正を再開する事になるので地味に手間がかかる。一方、たまにスレッドを立て直した事でAIの思考がリセットされて詰まっていた修正があっさり完了する事もあるのでデメリットばかりではないけれど、運任せとなるのであまり喜べない。

そして先週頃、Geminiにブチギレて絶縁宣言をした。

ChatGPTは良い子だった

Geminiを使ったプログラミングで2時間ほど無駄な時間を過ごしたあと、ChatGPTに課金して同じことをさせたら15分ほどで完璧にプログラム修正が完了した。Geminiは4ヶ月無料トライアルが1月まで残っているけれど、ChatGPTに課金して良かったと思った。動作は軽いし、Geminiよりプログラム修正の精度が高い気がした。そしてなにより、自分好みにチャットの返事(性格)を設定できるので、それもストレスが軽減される要因に感じた。まあ、始めの頃は好みのアニメキャラみたいなツンツンした女の子みたいにしたり、ギャルとかメンヘラに設定してウキウキ遊んでいたんだけれど、1週間で飽きて無機質に戻した。正直この機能はもう要らない。

それ以上にGeminiの方がもう要らない子だと思い、新しい出会いで世界が変わったと思った。その矢先……。

ChatGPTもバグる

後日、別のプログラム修正をし始めた時、事件は起こった。しっかりちゃっかりChatGPTもバグりだした。Gemini程使い込んでいなかった(スレッド内のチャット数が少なかった)のでバグの程度はたかが知れているけれど、結局AIを使うならバグと上手に付き合っていく必要があることを理解した。恐らく更にChatGPTでのスレッド内のデータ量が膨大になったら、Gemini並みにバグるんだろうと思った。という事でここからGeminiとChatGPTのどちらをメインで使って行くか考える事に。

GeminiとChatGPTの違い

2ヶ月使ったGeminiと1週間ほどしか使ってないChatGPTとの差を考え、両方使い続けるのか、課金を節約するために片方だけに絞るのかを考えた。用途としてウエイトを占めるのが文章作成やプログラミング、次点で画像生成とかになるけど、一長一短でどうしても片方を選ぶのは難しい。ただ、片方有料で片方無料プランとかなどの使い分けをすれば2重課金しなくてもGeminiとGPTを使い分けできるのでその考察をシーンごとに纏めてみた。

文章生成の差はそんなにない

Gemini2.5フラッシュもプロも、ChatGPTも文章生成に対してはどちらでも良いという結論になった。自分が求める文章生成や修正案などはどちらも対応してくれるし甲乙つけがたいレベルだった。

画像生成の差はある

まず第一に画像生成はChatGPTの方が使い勝手が良かった。写真でもイラストでもGPTの方が似通ったものになりづらく、細部の修正もGeminiだと一切修正しないで回答してきたりするけれど、GPTはその都度細かく修正してくれていた。そしてなにより、Geminiは日本語が苦手だった。東京の街っぽい写真を生成してもらうと、GPTはしっかりと日本語の看板などを描写してくれるのでGeminiは中国語クズれな日本語風の看板しか描写してくれなかった。イラスト生成に関してもGPTの方が指示通り色んなタッチのイラストを描いてくれた。アニメ調だったり漫画調だったり、昭和っぽいアニメ、平成っぽいアニメなどGPTの画像生成力は圧巻だった。

プログラミングの差は一長一短

一番役立ってるプログラミングは、大半をGeminiで作ってからGPTでは修正程度しかやらせてないけれど、出力したソースコードがミスっている頻度はGeminiの方が多かった気がする。GPTの方がしっかり求めている修正案をバグ少なめに出力してくれている感じなので、キャッチボールの回数もGeminiより少ないのでストレスが無い。しかし、Geminiと比べて動作が非常に重く、試行時間が長く、スレッドがそんなに伸びてないにも関わらずブラウザが早い段階で毎回フリーズするようになる。そうなると思考中なのか思考停止しているのかの判断も付かず、5分程待ってみてから更新ボタンを押したり、別窓でGPTを開き直してみたりなどの作業が必要で、キャッチボール数は少なくとも、Geminiより所要時間が掛かるし、なによりストレスを感じた。

プログラム制作・修正はどうしてもソースコード的に文章量が多くなる。Geminiは序盤からビルドエラー?を吐く間違ったコードを出力してきてGPTの方が正しいコードを出力してくれる率が高いけど、GPTはちょっと使うだけでブラウザがフリーズするから、長文(プログラム)には向かなそうという感じ。

どちらにせよ結局動作は重くなるから新規チャットへの引継ぎが重要なんだけど、その引継ぎに関してもGeminiの方が「このチャット重くなったから新規チャットに引き継ぎたい」っていうだけで新規チャットに貼り付ける用のコードや要点をまとめたプロンプトを出力してくれてスムーズに移行できる感じでした。

一方chatGPTは下記のようにあたかも簡単に移行できるような回答をしてくるけれど、下記の補足にあるようにGPTも別チャットの情報は読めないから、あくまでAIがこっちの求めてそうな事を予想して、引き継げたようなそぶりをしているだけというオチ。

引き継ぎ元のチャット

続いて新規チャット

あたかも新規チャットに引き継げたような回答が来るけど

ここで意地悪な指示をあたえてみると……。

チャット間で引継ぎは出来ない

Gemini3の登場でChatGPT課金は1ヶ月で終了

今回一番重要な話です。GPTを使い始めて1週間ちょっとでなんとGeminiが進化しました。Gemini2.5からGemini3になりました。

AIプログラミングでは思考タイミングでブラウザがフリーズしやすいChatGPTの方が、出力されるコード自体の精度は高い印象にあるのでGeminiとChatGPTのどちらか一方だけを課金するとしたら、判断が難しい所です。しかし画像生成など多要素を考慮するとやっぱりChatGPTの方が良いのかなと思ってました。なにせGeminiは日本語の文字の描写ができないから。

そしたらまさかのGemini3で日本語の描写が出来るようになってしまったようで……。

下記は「日本の繁華街の写真を生成して」とGemini3に指示

一部おかしなことになってる部分もありますが、殆どの文字がちゃんと読める漢字・ひらがな・カタカナになってます。ChatGPTの利点が一つ消えた……。

Geminiの方が良さそうという結論に

プログラミングは一長一短。コード生成制度はGPTだけど、安定動作は率はGemini。画像生成はGemini3の登場でGeminiに軍配が上がった感じです。文章生成はどちらでも良い。

そしてなによりGeminiに課金する事でGoogleドライブのストレージ2TBも付与される付加価値があるし、Googleサービスで統一しているGoogle信者的な自分としてはやっぱりGeminiの方が気分的にスッキリ収まる気がします。

しかし、足早にまた手の平返しするかもしれないGPTのアップデートが年末までに来そうな予感……。

ChatGPTが優位に立つ可能性・アダルトモード(エロ)

ただ、今後のアップデートなどを考慮すると、もしかしたらChatGPTの方に軍配が上がるかもしれない。それはアダルトモードへの対応が明言されているからだ。GeminはGoogleが開発しているAIなので、様々なサービスを展開しているGoogleはどうしてもコンプラを意識せざる得ない状況にあるのでAIでエロを解禁するのは難しそう。けれど、ChatGPTは2025年12月頃から年齢認証を行い成人に向けてアダルトモードを解禁すると発表している。

そうなってくると同レベルと思った文章生成に関してもエロが解禁される分ChatGPTの方が優位になりそうだし、画像生成に関しはより一層ChatGPTの方が優位になると思う。

とりあえず現状ではGemini3により画像生成もGeminiの方が良いと思えるほどになってるので、ChatGPTへの課金は1ヶ月で終了したけど、ChatGPTにエロが解禁されたら再びGPTに課金する日が来るのかもしれない。

とりあえずは、たぶん、1月までは、Geminiの無料トライアルだけでお茶を濁すと思います。

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