プログラミング能力ゼロだけどAIでウーバーイーツ配達サポートアプリ制作にチャレンジ

DIY

AI課金8日目で冒険してみた

AIを課金し昨日までの時点で文章作成や画像生成、日課や仕事を効率化でき、先日は日々使ってるツールのプログラム修正までこなせてしまった。そして8日目の今日、涼しくなってきたので壊れたベンリィ(バイク)を修理しようと昨日の時点では考えていたんだけど、ここ数日頻発している頭痛にまたもや悩まされ自宅でゴロゴロしていた。

昼過ぎごろ頭痛が多少良くなったのでパソコンを開いていたら、唐突にAI弄りのモチベーションが上がってしまい、物は試しという事でAndroidアプリの制作に着手した。

ウーバーイーツ配達サポートアプリを作りたい

初見にしては冒険しすぎ感も否めないけど、逆にこれができれば今後のAI活用の幅が劇的に広がる。

このアイディアが実現出来たらウーバーイーツの効率がかなり上がる。上がるかもではない、確実に上がる。日頃から配達していて非効率に感じていた仕様を改善するアイディアなんだけど、プログラマーに10万20万もの金を払って作って貰ったとしても、ウーバーアプリの仕様が変更されてしまえば使えなくなり、修正にもまた金が掛かると思ったらお蔵入りにせざるを得なかったアイティアだ。

AI使って自力で作れるならウーバーイーツの稼働スタイルが劇的に変わる。ウーバーイーツでの金稼ぎ自体を効率化できるので時間的な余裕が生まれる。つまりAIを勉強する時間を増やせる。

ウーバー効率化アプリを売って稼ぐ気はない

大前提としてウーバーイーツ効率化アプリが作れたとしても、GooglePLAYにアップして一般公開する気はない。無料公開はおろか、有料販売もするつもりはない。もしかしたら視聴者やオプチャの面々など身内にだけは公開するかもしれないけど、その時がくるまでアプリの概要は公開しない。アプリ制作が行き詰まったら、その時はオプチャに公開して誰かに託すかもしれない。

このアプリはあくまで自分がAIに没頭する為、ウーバーイーツを効率化してサクっと最低限の生活費を稼ぎ、空いた時間をAIの勉強に割く為だけのアプリだから。

素人がAndroidアプリを作れるのか?感触は……。

自分はプログラミング能力ゼロだ。そんな自分でも先日のプログラム修正を経て、簡単な家計簿や計算機などのアプリなら自分でも作れるという事は確信できていた。ただ今回作るのはウーバーイーツでストレスに感じていた事を改善するアプリなので、そんなアプリは前例がない。前例がない物をプログラミング能力皆無な自分の指示だけでAIは完成させてくれるのだろうか?

多分作れそう

作れそうなのだが……。

月額2900円の課金じゃ1日8時間が限界

今日は8時間弱AIと戯れていた。まだまだやりたかったけれど1日の上限に達してしまった。

月2900円の課金じゃ丸一にAIを使い続ける事は出来ないと判明した。丸一日使う為には月額3万円以上する最上位プランを契約しなければならない……。モチベーションが高いタイミングで制限掛かるのはもどかしい。

AIを上手に使ってコストを節約する必要性

geminiには2.5flashと2.5proという2種類のAIモデルがあって、簡易版で早いflashと、遅いけど緻密なproって感じらしく、自分は日頃からなにするにもPROを使っていた。ただ、画像生成だけはPROよりflashの方が自由度が高いのでflashをつかってる。

2.5flashは無課金でもほぼ無制限に使えるみたいなんだけど、2.5PROの方は2900円のプランでもプロンプト(チャットの質問)が1日100回までらしい。

flashとPROの使い分けがイマイチ分からなかったけれど、今日初めてPROの1日上限に達してしまった事で今後の方針が固まった。

文章生成や画像生成はflashで、プログラミングのみPROを使う。

そしてプログラミング中も積極的にflashを使っていく。
今日はプログラミング中に起きた疑問などもそのまま同じチャットで質問してたけど、プログラムコード生成・修正以外の疑問などはflashの方に別のチャットを立てて質問すればコストをかなり節約できると思う。

コストが本当に完全回数制なのか、それとも内容によって変動するのかは分からないけれど今日の対話ではプロンプト自体にも無駄があったかもしれない。完全回数制であるのならプロンプト一つに多くの指示を与えた方が効率が良いけど、今日は「できました」「やってください」「ここ変えてください」など、彼氏彼女のチャットみたいな短文での指示が多かった。

完全回数制なのか内容によって変動するのかサクっと調べてみたものの明確な答えは見つからなかった。基本は回数制だけれどよっぽど大掛かりなプロンプトの場合は1度に数回分消費するって可能性が高いと思うけど。

こんなことを書いていたらふと「それをAIに聞くべきでしょ」と思った。まだまだAIが生活の一部として馴染んでません。

現状のアプリ開発レベル

8時間(AIコスト上限一杯)使い、Androidアプリ開発はどれ程進んだのか?

なんとスマホにインストールし、通知などの設定も完了しました。基本の枠組みまでは何とか完成しました。これから一番重要な機能を盛り込んでいくところです。

ただ、正直なところ、ここまでなら恐らく普通のプログラマーならもっと早く作れちゃってるんじゃないかなと思います。というのも、プログラム自体は指示するとすぐに作ってくれるんですが、一番時間が掛かったのがAI自身のミスをどう認めさせて軌道修正するかでした。

プログラム素人の方がAIより優秀なデバッグ

AIでプログラム生成するにはエラーがつきもののようで、大半の時間をバグ取りに費やしてました。というのも、自分は素人なので知識が全く無いので、AIが出してくる考察や修正が正しいと思いがち。けれどAIも頻繁にミスをします。ミスをするたびに自分が「エラーでました」と指示を出すと原因を究明し、修正コードを出力してきます。

トライアンドエラー

AIでブログラムを組むにあたり、序盤は「エラー出ました」「駄目です」「修正してください」と自分が指示し続ければ何れはプログラムが完成すると思っていました。しかし現実はそんなに甘くなく、将棋の千日手のように延々と同じ修正を繰り返すスパイラルに陥ることがありました。そんなとき、プログラム素人の自分では「どこをどう修正してくれ」という明確な指示を出す事ができませんので、何とかAIが勝手に自己解決して正しいコードを出力してくれるよう願うばかりでした。その結果堂々巡りが続き、何も進んでないのにAIのコストだけが消費されてしまいます。

時にAIはこう指示もしてきました。エラーが堂々巡りだった時、AIが出したコードにもうミスは見当たらないので此方のパソコンや制作環境のせいの可能性があるから一度制作ツールを立て直し新規で構築し直せと。プログラム素人な自分は従いましたが結局改善しませんでした。

流石に5回も6回もAIから「今度こそ原因がわかりました!完全版です!」→結局エラーの繰り返しが続くとプログラム素人であってもAIが間違ってる事に気が付きます。そこでプログラム素人であっても何とか軌道修正させるために頭を使わねばなりません。でもプログラム自体はチンプンカンプンなので別の角度から軌道修正を試みます。そう、発想力で。

プログラム無知な素人がAIに軌道修正させる方法

幸いプログラムを組む際のツールにはエラー箇所が表示されてます。大半のエラーはAIが一発で修正してくれるのですが、堂々巡りとなってる時はそのエラー箇所を見ると大体同じ単語がずっと居座ってます。なのでプログラム無知な自分が出した指示は「この単語さっきからずっとエラーだけど別の単語にできないの?」です。

すると全然関係ない所をひたすら修正していたAIが「確かにその記述が何らかの原因で……。」みたいなことを言い出し、遂に別の記述を始めました。そしてエラーは解消されました。

こういった流れが今日だけで3~4回あり、どれも解決まで1時間くらいかかりました。

一番時間が掛かったケースを例に挙げると、序盤でスマホにインストールまで漕ぎつけ、ユーザー補助の権限もオンにできていたところ、その後にAIが修正したプログラムをインストールしたらユーザー補助の権限を付与できなくなりました。インストールはできてるがダウンロードしたアプリの欄にアプリ名が表示されなくなってしまいました。

自分は修正したコードのせいでは?と質問しましたが、AIは「スマホのUSBデバッグが勝手にオフになってる」とか「スマホのセキュリティの問題」と頑なにミスを認めませんでした。そこで自分はこう指示しました。

「検証したいから前回完璧に認識した状態に戻して」

結果はやはりうまくいきました。

そしてその旨を伝えると、ようやくAIが過ちを認め、コードを修正してくれました。

自分はAI活用に向いてる性格

元々SEOやら色んな事象を検証したりリサーチしたり分析するのが好きだし、ライターやってた時期があるほど文章書くのも好き。人に物事を教えるのも得意で、相手目線でレベルを合わせて対話できる。これらはAIを使う上で必須なスキルだと思いました。

理解力の無い人、我儘な人、プライド高くて間違えを認めない人などなど、過去に自分が指南してきた経験がAI使いに役立ってます。

取り柄が無い器用貧乏が一つだけでも自信を持てるスキルを身に着けたい。そう思って器用貧乏を極める事を決意し生きてきた超器用貧乏な自分に、ちょっと不器用だけど知能レベルが高くなんでも指示に従ってくれるAIが部下になってくれるみたいな感じはまさに鬼に金棒。滅茶苦茶相性がいいと思いました。

Androidアプリ開発が進展するか詰んだら、また記事にしたいと思います。

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