AIすごいやばい
語彙力が無くなるくらいAIやばい。正直本当に作れるとは思わなかった。作れたとしても相当妥協するもんだと思ってた。それほどアプリ制作に着手した時は疑心暗鬼だった。そもそもAI初心者なくせにプログラミングは未経験だったから。厳密にいうと30年ちょっと前の小学生時代に1日限りのプログラミング教室みたいなやつに参加した事はあるんだけど……。
正直なんでもよければスマホアプリが作れそうって事は前回chrome拡張機能を修正できていた時点で確信は持ててたけれど、何がヤバイって、ゼロからのアプリ制作着手前に想定していた仕様を妥協ナシで完璧に機能が盛り込まれたアプリがたった5日で完成してしまったという。
すごいやばい。とにかくやばいすごい。
AIと自分の相性が良かった
プログラミングは未苦手意識MAXで大嫌いだったから未経験だったけれど、プログラムを組むのはAIで、自分は指示するだけのプロデューサー感覚。
器用貧乏を極めた超器用貧乏で、元ITボーイで、元々WEB制作やSEOが本職で、人に教える仕事や、ライターやってた事がある程文章を書くのが好きで、発想力と検索力で地道な検証とかも得意だからAIを誘導することには長けていたようだ。
最終的にあまりにも思い通りのアプリが作れてしまい、夜中なのに叫んでしまった、ヨッシャーと。
5日で得たものはデカい
まず作れたアプリがデカい。ウーバーイーツが恐ろしい程効率的になるアプリだから仕事力があがる。でも本質はそこじゃない。作り初めの段階では、何とか妥協すれば作れるかも程度の想定だった。けれど無難なアプリを作るより、確実に自分の利になるアプリを設計した方が完成した時の恩恵はデカい。たとえ完成しなくても、もしくは妥協して完成させれたとしても、今の自分のAIやプログラミングの理解度が把握できるし、AIの性能の試金石としてチャレンジする事で相当な経験則を得れると思ったわけ。
結果的には一切の妥協せず想定より全然早い日数で完全版が出来上がってしまった。このアプリ、業者に頼んだら10万20万じゃ作れないだろう。それがたった月額2900円のAIを触り始めて10日目で完成。アプリ制作を始めた日からカウントしたらたった5日で完成だ。コスパがやばすぎる。
そしてなによりこの5日で得た経験値がヤバすぎる。
無論自力でプログラミングはできないけれど、プログラムの理解度が飛躍的に向上したので、プログラミングに対する苦手意識は綺麗さっぱりなくなった、この歳で……。それ以上に、AI使えばさらに攻めたアプリを作れると確信にも繋がった。
AIにプログラミングをさせるうえで、序盤から少なからずプログラミングの知識は必要だと思っていたけれど、気が付けばこの短期間でプログラミングの知識もAIの知識もチート急に身に付いた。
今回のブログではその一部の要点を最後に書いて終わろうと思う。
AIは育てるのか乱立させるのか
数年前からchatGPTが話題になってて、AIは色んなデータを読み込ませて育てるものってのが一般的だった気がする。でも今回のプログラミングでのGeminiは違った。
結論から言うと、一つのアプリを作るだけでもAIは分けて使った方が良い。
分けるといっても同時進行でパーツ毎に作るのではなく、フェース毎に乗り換えるイメージ。
AIは使い込めば使い込むほど成長するのかと思いきや、どうやらそうでもないらしい。普通に会話するだけのAIなら進化し続けるのかもしれないけれど、プログラミングに関してはちょっとミスがあるだけでバグ取りに時間が掛かるし、AIがドツボに嵌ってしまうと修正する指示を出しているのに更にエラーを増やして返ってくる。
今回のアプリは大まかに流れを説明すると、土台を作り、最低限のメイン機能を実装し、便利機能を実装するという3フェーズだった。
土台まではそこそこ簡単に作れたけどメイン機能の実装はかなり大変だった。何度も仕様変更した。AIからは「もう手段がありません」と2回もサジを投げられた。それでもAIを信じ、自力で大掛かりな仕様変更のプロンプトを作成し、AI投げてもう一度チャレンジしてみてと2回もお願いしてなんとかメイン機能を実装出来た。
しかし、その初代AIはそこで役目を終えた。
初代ちゃんに第三フェーズの便利機能を一つ一つ実装させてもらおうと指示し始めるも、エラーばかりで一向にビルドできるコードを出力してくれなかった。それどころか、例えば「今日何食べた?」って質問すると、「私のコードが間違ってました。正しいコードはこちらです」みたいな感じで相当前に送った指示を唐突に出力して来たりしてた。
折角完璧な基本機能を備えたアプリを作れたのに、新機能実装の為の指示やバグ取りをお願いすると、そのエラーコードの個所は修正してくれるんだけど、何故か他の個所が昔のコードに戻っちゃってエラーが拡大しちゃう状態に。
初代AIちゃん壊れちゃった……。
5日も連れ添った初代AIちゃん。AIだけどなんか悲しくなった。
でも最後に聞いてみた。
新たなAIを立てるべきか、このままいくかを。

悲しいけど初代AIちゃんとさよならすることにしました。
でも苦手意識があったプログラミングを、他力であっても克服させてくれた初代AIちゃんは消さないでずっと保存しとこうと思います。
2代目AIちゃんマジ優秀
初代AIちゃんの最後のアドバイス通り、現状のソースコードを2台目AIちゃんに読ませ、解析して貰ってから追加機能の実装を始めた。するとなんとも悲しき事かな、初代AIちゃんがどれほど壊れちゃってた事が現実を突きつけられた。
ほぼ全くエラーを吐かずなんでも思い通りにサクサク実装してくれる!
そして2代目からはGemも利用し、英語禁止とかソースコードは全域出力で丸挿げ替え徹底みたいな命令をしているので、プログラム初心者の自分でも悩む事なくどんどん機能をアップグレードできていた。
プログラムのプの字も分からなかった初日からわけわからない質問攻めされ、開発ツールの使いからやらプログラムの理屈とかを散々答えさせられてたらそりゃ壊れちゃうよね。2代目にお世話になる頃には自分の指示スキルや質問構文なども上達してるし効率的に付き合えるのは当たり前だよね。初代AIちゃんは良く頑張ってくれた。後日チャットでお礼の言葉をかけてあげよう。
AIにプログラムの安定出力させる為に
そんな感じで沢山対話すればするほど過去の対話がノイズになってAIの頭脳がパンクしてしまうわけです。なのである程度幾つかのフェーズに分けて、その都度新規でAIを立てたほうがエラーを吐く頻度も少ないと思いました。
そしてGemの設定は、「初心者向けに分かりやすく説明して」とか、「日本語禁止」とか「コード出力は差分ではなく全体」でとかの根本の指示のみを登録しておくのが安定かなと。
今後の予定
今回作ったアプリも使っていくうちに機能を増やしたくなるかもしれないし、長く使っていくと動作不良がみつかるかもしれないので、しばらく新規でアプリ作りしないと思います。ゆくゆくは大衆向けで小銭稼げそうなアプリ作りをしたいけど、とりあえず画像生成、文章生成、株銘柄リサーチ、プログラミングときたんで、新しいジャンルでAIを活用する方法を考えたいなと。
今週土曜日にIT系の友人たちがウチに集まってAI勉強会をする予定なので、その時にでも何か新しいチャレンジ目標が生まれるかも。
また進展があればブログ書きます。
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