地盤ネットと井村ファンド(fundnote 日本株Kaihouファンド)のゴタゴタについて

銘柄考察

井村ファンド(井村俊哉)とは?

井村俊哉氏元お笑い芸人で、株で資産を80億にした敏腕投資家。
その井村氏が投資助言を行っているファンドの通称が井村ファンド。
正式名称はfundnote 日本株Kaihouファンド

※あくまで投資助言でありファンドを運営しているわけではない。

井村ファンドが話題に上がる理由

  • 井村俊哉氏の投資家としての人気
     芸人時代はお世辞にも売れっ子というわけではなく、個人投資家としての認知度の方が高い。個人投資家として80億の資産を築いた手腕により根強い人気がある。
  • アクティブファンドとして圧倒的な実績
     井村ファンドは2025年1月の運用が開始され、1年経たずして基準価格が1.5倍を超えている。
  • 銘柄非公開
     井村ファンドは、保持している銘柄の大まかな業種などは公開しているが、銘柄名については伏せている。投資界隈では著名投資家が購入した銘柄を後追いで購入する人が多く、著名投資家が大量保有報告書を提出すると株価が跳ね上がる傾向がある。井村氏に関しても例外ではなく、井村ファンドが購入したと思われる銘柄を予想し、大量保有報告書が提出される前に先回りして購入しようとする層がSNS等で考察をしていて話題に上がりやすい。

大半の投資信託は組み入れ銘柄を公開しているので、自分が投資したい国や業種などのテーマにマッチした商品を選ぶのだが、井村ファンドはあくまで井村氏が投資した銘柄に乗る為のファンドなので、井村ファンドに投資している人であっても大量保有報告書が提出されない限り完全な銘柄構成を知るすべはない。井村ファンドは井村氏のファンが井村氏に乗っかる為のファンドということで、ちょっとミステリアスだったり一般的な投資信託と経路が違うのも話題性の要因になっているのかもしれない。

井村ファンドの買い方

井村ファンドはSBI証券や楽天証券では買えない。fundnote株式会社が運営しているFundnoteの口座を開設する必要がある。

Fundnoteでは現在3つのファンドを取り扱っている

  • fundnote 日本株Kaihouファンド
  • fundnote IPOクロスオーバーF
  • fundnote TOB企業価値ジャッジF

Fundnoteが井村ファンドなのではなく、あくまで 日本株Kaihouファンドが井村ファンドなので、井村ファンドに投資したい場合は他のファンドを購入しないよう注意すること。

井村ファンドはプレミアチケット?

記事作成時点で井村ファンドの基準価格は16,912円と、実に1.7倍ほどになっている。チャートを見ても綺麗な右肩上がりなので、投資してみたいと思う人も増えているかもしれない。

しかし、残念ながら井村ファンドは現在販売休止しているので、Fundnoteの口座を開設しても買う事が出来ない。新規購入も買増しも出来ないし、再開時期も未定となっている。

これだけの結果を残しているし、一度売ったら買い戻せないという点もあり利確もし辛い投資信託なんだけど、先日純資産残高の10%程が解約される騒ぎが起きた。

井村氏とFundnote社の揉め事

先日、井村氏とFundnote社とで受益者向けのライブ配信が行われた。その終盤で井村氏はFundnote社への不満をぶつけ、仲違い状況を示唆し、井村氏が投資助言を終了するのではという憶測が広まった。問題になっている根本の説明もなく、ライブ配信も強制終了みたいな状況になり、視聴者していた受益者達は不安に駆られた。

仮に大量に解約が発生すると、それなりにポジションをキャッシュ化する必要がでてきて、井村ファンドが購入している銘柄が暴落するのではという懸念が広まった。

しかしながら、多少の解約は出たものの、井村ファンドの基準価格はその後も安定して上昇しており、狼狽売りしてしまった人だけが損をしただけという形に収まった。しかし、その直後ふたたび井村氏は波乱を起こした。

和製バークシャー宣言(地盤ネットの大株主に)

Fundnoteと井村氏のゴタゴタも結局真相は分からず、「とりあえず安心してください」程度のリリースしか出ていなかったけど、一度売ったら買い戻しは出来ないし大半の人がホールドしつつ様子を見ていた。そんな最中、井村氏のkaihou社が地盤ネット株を3割以上を取得というリリースがなされ、井村氏はSNSで和製バークシャー宣言をした。

地盤ネットの株価は暴騰した

地盤ネットの株価は暴騰したが、この地盤ネットは井村ファンド(Fundnote)が地盤ネットを購入したわけではないので井村ファンドの基準価格に恩恵はない。それどころか、井村氏の会社(kaihou)が地盤ネットを購入したということで、いよいよFundnote社と井村氏が決別して投資助言が終わるのではという憶測が広まった。いよいよ井村ファンド解約の連鎖、負のスパイラルに陥るのではと危惧せざるえなかった。

しかし、売ったら買い戻せないし、自分は井村氏に全て委ねるという思いで投資していたので売る気は微塵も起きなかった。ファンドが償還されるまで付き合うつもりで購入していたのだから。

結果的には杞憂だった

リスク管理の為に井村ファンドを手放した人も出た様子だけど、結果的にはこの二つの一連の流れで解約は10%程度にとどまり、その後も井村ファンドの基準価格は高止まりしている。

そしてなによりこのゴタゴタの直後、地盤ネット購入のリリースと和製バークシャー発言の後に、井村ファンドが大豊工業株式会社の大量保有報告書を提出した。

時系列を正確に伝えると、和製バークシャー宣言が2026年2月9日、大豊工業の大量保有報告書は2026年2月20日に公開されたけど、報告義務発生日は2026年2月13日と記載されている。つまり、和製バークシャー発言後に井村ファンドは大豊工業の株を買って5%を超えた事になるので、ひとまず井村ファンドの運用自体は安心して良さそうな雰囲気だと思う。

井村ファンドか地盤ネットか

現状では井村ファンドの販売が停止されているので井村氏の投資に乗っかるには地盤ネットを購入するしかない。しかし何事も問題なく地盤ネットが井村ファンド2号みたいになるのかは不確かだ。そもそも和製バークシャー宣言から地盤ネットの株価は既に5倍程になってるし、地盤ネット社として投資を行うにも地盤ネット内の現金が少なすぎる。(5億程度しかないみたい)

地盤ネットが井村ファンド2号としてやっていける事が確定したとしても投資資金が無ければ絵に描いた餅なので、増資などを行う必要があるし、方法次第では相当な希釈化がなされるリスクがある。

現状では井村ファンド(1号)自体は売らずにホールドしていた方がメリットがあると思う。しかし地盤ネット(井村ファンド2号)は今買うのはメリットよりリスクの方が大きい気がするけど、井村氏は「受益者へ解放を」みたいなコンセプトでファンド助言等に乗り出しているので、地盤ネットの現在の株主にあまりダメージの無い何らかの方法で資金を調達する策を練っていそうな気はする。

ただ、和製バークシャー宣言をしていたとしても、まだ詳細な話はリリースしていないし、先走って地盤ネットを買った株主にを受益者として手厚く持て成す意味があるとも思えないし、やっぱりリスクの方がデカいか。一方で増資決定したら株価が下がるどころかビジョンが明確化する事で寧ろ株価は騰がると思っている人もいるみたいだけど、やっぱり今買うのは完全なるギャンブルだと思う。

なので、既に井村ファンド(1号)に投資出来ている人は、無理して地盤ネット(井村ファンド2号)に先走って投資しない方が良いと思う。

地盤ネットを買うのか?

ちょっと含み損になってるけど60万円弱ほど買いました。井村ファンドで60万くらい利益が出てるので、含み益で収まる程度地盤ネット株を買いました。

理屈としては、増資や頓挫で半額どころか全戻しレベルの暴落で50万程度失う事より、買わないで1か月後、半年後、1年後に2倍とかになった方が後悔すると思ったからです。

これは投資ではなく、あくまで井村氏ファンとしての完全なるギャンブル。

井村ファンドは口座開設が遅れて基準価格1万円で購入できず泣きを見たので、地盤ネットで同じ状況になる事だけは避けたいと思いました。当然かなりのハイリスクという事を念頭に置いてるので、あくまで負けても仕方ないと思える金額だけの購入です。

テスタ氏のXポストも追い風な気がする

著名な投資家のテスタ氏も2億円を井村ファンドに投資していて、定期的にその推移をXにポストしてます。日に日に井村ファンドと井村氏の認知度も上がってると思いますし、井村ファンドが販売停止してからかなりの期間が経ってますので、井村ファンを買えないなら地盤ネットで勝負したいと思う人も増えていくのではないかと思ってます。

井村ファンドに投資している人は井村氏に対する認知を当たり前に思っていても、まだまだ井村氏の事を知らない投資家も多いでしょうし、現在の株価はストップ高連発からの初押し的な感じなので、地盤ネットで井村氏がどう立ち回るのかの前にまだイベント初動での妙味がある方に賭けてみました。

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